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遺伝子検査について

「遺伝子検査」の考え方

遺伝子検査が臨床検査と大きく異なるのは、その検査結果が生涯変化しないことです。そのため、遺伝子検査から得られる遺伝情報は「究極の個人情報」とも言われます。この生涯変化することのない遺伝情報に、「環境要因」といわれる、生活環境・習慣の違いやストレス、食事、お酒やタバコ等の影響が加わり、一人ひとりの個性が生じています。
検査結果票 遺伝情報の一部はご家族とも共有していますので、検査結果を第三者に安易に開示することには注意が必要です。

遺伝情報等の取り扱いについて

㈱メディビックでは、社内に倫理委員会を設け、倫理面について協議・審査した上で遺伝子検査項目等を決定しご提供しています。採取されたサンプルは匿名化され、自社内において解析が行われます。個人情報と遺伝情報は別に管理され、二つが結びつかないよう厳重に取り扱っています。また、解析終了後、サンプルを速やかに廃棄するため、お申込みいただいた遺伝子検査以外の目的でサンプルが使用されることもありません。ただし、匿名化された遺伝子検査結果は、サービス向上のために統計的なデータとして学会・研究会などで公表されることがありますが、申込者の身元が特定されるような個人情報は一切公表されることはありません。

研究進展による検査結果の変化について

遺伝子研究の進展により以下のようなことが今後起こる可能性があります。

  1. 薬物動態研究、遺伝子研究の進展により、さらに精度の高い遺伝子検査が可能になる。
  2. 現在は不可能な遺伝子検査が将来可能になる。
  3. 他の遺伝子との相互作用の発見により、より精度の高い結果を得るためには、他の遺伝子の検査も必要となってしまう。
  4. 現在変異無しとしている遺伝子型に新たな形質に大きく影響する亜型が見つかる。
  5. 今回解析した遺伝子検査結果が、予期しない疾患や体質と関連する。

16歳未満の方について

16歳未満の方が「おくすり体質検査」をお申込になる際は、親権者の代諾が必要です。