medibic

おくすり体質検査でわかること

何を調べているの?

吸収から排泄のサイクル

 薬は、体の中にはいると、主に小腸から吸収され、血液によって全身に広がって分布し、その後、肝臓で代謝され、主に尿として体の外へ排泄されます。

この吸収→分布→代謝→排泄のプロセスは薬の効き方と密接な関係がありますが、肝臓で行われる代謝は、その中でも特に重要と考えられています。そして、この代謝する力には個人差があり、それが遺伝子検査で調べられることが最近わかってきました。

イラスト

肝臓で薬が代謝されるときに働く酵素をCYP( シップ) といいます。CYP とはCytochrome P450(シトクロムP 450)の略で、いくつか種類があり、ほとんどの薬はこのCYP により分解されます。この検査では、CYP の中から特に重要と思われる4 種類を調べています。