― タモキシフェンを分解する力を遺伝子で調べます ― CYP2D6遺伝子チェックテスト
テストを受ける

テストでわかること

CYP2D6は変異のバリエーションが非常に多い遺伝子です。本テストでは日本人において特に重要とされる下記の5つの遺伝子タイプと*1(代謝機能が平均的な遺伝子タイプ)の数を調べています。

CYP2D6の変異のバリエーション

このテストでは、CYP2D6遺伝子の変異(*4、*5、*10、*14、*18)の有無と*1の数を調べ、さらにそれらの組み合わせから、CYP2D6が薬を代謝する機能を予測した総合判定を行います。

総合判定

テスト結果と共に、テストに関する詳しい説明と、CYP2D6とタモキシフェンの関連について報告された論文をわかりやすくまとめた解説書をご提供します。あなたに合った治療法を医師に相談し、選択する際の目安としてご活用ください。

解説書

① 本テスト結果は、治療方針を医師に相談する際にお使いいただく時の目安の1つとなるものです。CYP2D6遺伝子とタモキシフェンとの関連に対する現在の評価ついてはこちらをご参考ください。
② 薬の効果にはCYP2D6遺伝子だけでなく、他の遺伝子や併用薬といった環境要因も関与しています。本テストでCYP2D6遺伝子に変異もしくは欠損が見られなくても、他の要因によってタモキシフェンの治療効果が見られない場合も考えられます。
③ 本テスト結果は、乳がんの再発の可能性の有無を判定するものではありません。