メディビックの高い技術力

CYP2D6は、代謝する薬剤の種類も多い重要な酵素ですが、CYP2D6遺伝子の解析は技術的に非常に困難であることが知られています。その理由として、
①CYP2D6の近くに遺伝子配列が極めて似ているCYP2D7やCYP2D8が存在する、②CYP2D6遺伝子が同一染色体上に繰り返し存在していたり、遺伝子そのものが欠損していたりする、③変異のバリエーションが数多く報告されている、といったCYP2D6に特異的な性質が挙げられます。

そのため、過去の公共データベースや研究論文において、CYP2D6の遺伝子タイプについて間違った報告がなされている可能性も指摘されています。

当社は、2000年の創業以来、薬の研究開発に携わる製薬企業やバイオ企業、大学研究機関などに、遺伝子解析を提供してきました。また、頬の内側の粘膜に含まれる細胞から抽出される、ごくわずかなDNAの量からでも高い精度で解析することに成功しました。当社では最新の研究動向を常に取り入れ、高い精度で解析を行っています。