大切なのは、まず予防、そして早期発見・早期治療 アルツハイマー病 DNAチェックプログラム

40代から認知症予防を始めなければならない理由

アルツハイマー病はβアミロイドとよばれるタンパク質が脳内に蓄積することが原因とされていますが、このタンパク質は、発症の25年も前から脳内に蓄積を始めることが明らかになっています。発症の25年前…つまり40歳を過ぎたら認知症予防を視野にいれたライフスタイルに改善する必要があるのです。

なぜ遺伝子検査?―――アルツハイマー病の発症には遺伝的要因が大きく影響しているからです

アルツハイマー病の原因とされているβアミロイドたんぱく質の働きを決定しているApoE遺伝子にはいくつかのタイプがあり、ApoE4型を持つ場合、持っていない方に比べてアルツハイマー病になりやすいことが明らかになっています。しかし、たとえ遺伝子検査でわかるリスクが高かったとしても、生活習慣の改善や脳のトレーニングなどを行うことで発症のリスク全体を小さくすることができます。

アルツハイマー病の根本治療薬は現在ありません。今できる最善の策は「予防」と「早期発見・早期治療」です。いつまでも心身ともに健康的に過ごすために、ぜひこのプログラムをお役立てください。

こんな方にお勧めします

アルツハイマー病を積極的に予防したいと考えていらっしゃる方

40歳を過ぎて疲れがとれにくくなったことを実感されていませんか?活性酸素が体内の細胞を酸化させるのが老化の正体ですが、この酸化を抑える働きのある酵素は40歳を過ぎると激減します。このプログラムは生活習慣の改善のきっかけづくりに役立ちます。

ご家族にアルツハイマー病を発症された方がいて、自分のリスクが気になる方

自分も発症するのだろうか…と、ご自身のリスクについて不安をもっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。不安な毎日を過ごすのではなく、アルツハイマー病に関する正しい知識を持って、積極的な予防に努めましょう。

ご家族と将来や介護について考えるきっかけを探していらっしゃる方

総務省によると、年間10万人の方が介護のために離転職しています。
老後は誰にでも訪れます。このプログラムをきっかけにご家族の将来やお互いのことについて話し合ってみませんか?

プログラム内容

アルツハイマー病の予防と、早期発見・早期治療をサポートする先進のプログラム

「アルツハイマー病DNAチェックプログラム」は3つの「知る」から構成されています。

1.自分の遺伝子を「知る」 ― 遺伝子検査 ―

アポリポタンパク質Eの変異型であるApoE4は、脳内でβアミロイドタンパクの凝集、線維化を促進させる作用があります。この遺伝子タイプを持つ方は持っていない方に比べアルツハイマー病の発症率が3~10倍高いことが明らかになっています。

2.アルツハイマー病を「知る」 ― 解説書 ―

アルツハイマー病の発症原因や症状、予防法、遺伝的リスクなどについて詳しく書かれた解説書をご提供します。お勧めの食事レシピも掲載。生活習慣の改善にお役立てください。

3.今の自分を「知る」 ― あたまの健康チェックテスト(認知度チェックテスト) ―

約10分間の電話で行うテストを受けるだけで、認知症症状が観察される以前のMCIの状態と、正常老化による健常な認知機能低下を97.3%の精度で判別します。

受検方法

  • (1)受検証書(遺伝子検査結果と共にご提供します)に記載されている電話番号に電話をおかけください。
  • (2)オペレーターの指示に従い、
    約10分程度の認知度チェックテストを行います。
  • (3)テスト終了後、ご本人様宛に評価レポートを郵送します。

評価レポート

受検結果は、受検者ご本人宛にて評価レポートとして郵送の上、ご提供致します。同レポート上では総合評価と共に人口統計学上算出される認知機能指数(MPI)が表示されると共に、万一の時に備え、お住まいの近隣医療機関情報も掲載されます。

アルツハイマー病DNAチェックプログラムは20歳以上の方が対象となりますが、あたまの健康チェックテストでは30~89歳の年齢の方が受検された際に最も高い正確性を示します。

*本テストは株式会社ミレニアにより提供されています。

アルツハイマー病とは?

現在、認知症は65歳以上の10人に1人が発症しています。認知症とは症状を指し、原因となる疾患はいくつかありますが、一番多いのがアルツハイマー病で認知症の約6割を占めます。
アルツハイマー病は進行性の脳疾患で、記憶および学習能力に影響し知能低下をもたらします。その原因はβアミロイドとよばれるタンパク質が脳の神経細胞に蓄積することによって神経細胞が破壊されて脳が委縮し、脳機能が低下する説が有力となっています。
現在、その進行を遅らせる薬はできましたが、完全に治療できる方法は残念ながらまだありません。しかし症状に早期に気づき治療を開始することで、病状の進行を遅らせるなどの治療効果が上がることが分かっています。

大切なのは予防、そして早期発見・早期治療。そのために今できることは?

まずは予防 そして早期発見早期治療

最近の研究では、アルツハイマー病は生活習慣病の一つと言われるほど、栄養、運動、休養などが発症に大きく関与していることが分かっており、これらを見直すことによって予防したり、発症を遅らせることが医学的にも証明されています。

アルツハイマー病の代表的な症状に「記憶力の低下」がありますが、周りの方が「おかしいな」と気づいて診察を受ける段階では、すでに症状が進んでいることがあります。また、ご自身ではこうした症状に気づかない場合もあります。発症の早期であるMCI(軽度認知障害:Mild Cognitive Impairment)の時点で気付き予防・治療を開始することで、改善の可能性があります。

よくあるご質問

よくあるご質問

現在、体調が悪いのですが、遺伝子検査の結果も悪くなりますか?
遺伝子検査で調べている遺伝情報は「生命の設計図」ともいわれ、私たちの容姿や体質などを決定している情報です。これは生涯変わらず、また食事や体調などの影響を受けることはありません。ご安心して検査をお受け下さい。
遺伝子検査を血液で調べるところもありますが、血液のほうが精度が高いのですか?
遺伝子検査には血液や爪、頬の内側の粘膜などが使われています。遺伝情報は、私たちの体のどの部分を取り出しても同じ情報が書かれているので、血液であっても頬の内側の粘膜であっても結果が変わることはなく、どちらかのほうが精度が高いということもありません。
アルツハイマー病の発症リスクの高い遺伝子タイプを持っていた場合、かならずアルツハイマー病を発症してしまうのでしょうか?
アルツハイマー病の発症は本遺伝子検査で調べているApoE遺伝子だけで決まるのではなく、他の遺伝子や食事・運動といった生活習慣なども関係していると言われています。そのため本プログラムに含まれている遺伝子検査の結果は将来のアルツハイマー病の発症の有無を判定するものではありません。あくまでも「なりやすさ」を遺伝子タイプ別に比較したものになります。また遺伝的リスクは生涯変わりませんが、生活習慣の改善や脳のトレーニングを行うことで、発症のリスク全体を小さくすることが期待できます。また認知度をこまめにチェックすることで発症に早く気付くことができます。ご自身の遺伝情報をポジティブに受け止め、積極的な予防にお役立て下さい。
アルツハイマー病の発症リスクの高い遺伝子タイプを持っていた場合、かならず子供たちに遺伝するのですか?
遺伝子は母方と父方から受け継いでいきます。もし、あなたがリスクの高い遺伝子タイプだとしても、配偶者の方の遺伝子タイプによって、子供への伝わり方は変わってきますし、同じ両親から生まれた兄弟姉妹であっても遺伝子タイプが異なることもあります。

積極的にアルツハイマー病の予防に取り組みたいのですが具体的に何を行えばよいのでしょうか?
生活習慣病はアルツハイマー病発症リスクの1つです。もし、現在、生活習慣病予備軍でしたら、まず生活習慣の改善に取り組みましょう。ストレスを抱え込まない、充分な休養を取る、積極的に取り組める趣味を持つことなども脳の活性化には効果的です。

遺伝子解析のパイオニア

遺伝子解析のパイオニア、当社が持つ高い技術力とグローバルネットワーク

株式会社メディビックは2000年の創業以来、「個人に適した医療の実現」を経営理念として、薬の研究開発に携わる製薬企業やバイオ企業、大学研究機関などに、治験支援や遺伝子解析を高い品質で提供してまいりました。

「遺伝子解析」のパイオニアとして、高い品質の遺伝子解析を行うとともに、当社が持つグローバルなネットワークを駆使し、最新の情報をご提供します。

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