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企業理念
メディビックは個の医療を支援しています
Q1: バイオマーカー創薬支援事業の展開について教えてください。
A1: 神戸市の臨床研究情報センター(TRI)と共同でファーマコゲノミクス試験(PGx試験;個人に適した薬を開発するための試験)を行うにあたり、PGx試験に不可欠な患者さんの血液やDNAを保管する検体保管サービスを開始しました。 これによって、PGx試験の計画立案をはじめ、DNA/血液といった検体の収集から匿名化と保管、そして試験結果のデータ解析まで、総合的にPGx試験の施行を支援する体制を確立いたしました。収益モデルとして、PGx試験の一連のプロセスを一括継続受注することで、安定した収益を得るとともに、将来的には神戸市との共同事業等による知的財産の獲得と、それによる事業基盤の強化も視野に入れております。

Q2: 創薬事業の状況の詳細を教えてください。
A2: メディビックでは、米国Threshold Pharmaceuticals.(Nasdaq: THLD)と共同で抗がん剤Glufosfamide(グルフォスファミド)の開発を行っています。Threshold社は、現在、欧州並びに米国において膵がんを対象とした(1)第V相臨床試験及び (2)第T/U相臨床試験を進めています。 (1)の第V相臨床試験は、グルフォスファミドを転移性膵がんに対する第2選択(2nd-line)治療薬として評価するもので、2004年9月から開始されています。この試験はFDA(米国食品医薬品局)によるSpecial Protocol Assessment(SPA)に基づいて行われるもので、さらにグルフォスファミドはFDAから、難治性膵がん治療におけるFast Track(優先審査)指定を受けています。2006年6月には、第三者の立場から臨床試験の有効性や安全性を客観的に評価しているIDMC(独立データモニタリング委員会)からの安全性に関して評価されるなど、順調に試験が続けられています。 (2)の第T/U相臨床試験は、切除不能な局所進行性あるいは転移性の膵がんを対象に、グルフォスファミドとゲムシタビンとの併用による第1選択(1st-Line)治療薬として評価するもので、2004年12月から開始されています。 国内においては、当社によって2006年期からグルフォスファミドの国内臨床試験の準備が進められています。グルフォスファミド単独の対象マーケットは50〜200億円(国内年間)と予測しており、2011年の上市を目標としています。

Q3: 2004年度の株価分割以来、株価が下降傾向にあります。
会社としての見解を教えてください。
A3: 株価の下方傾向に関しては、2004年度における先行投資活動(子会社設立、事業提携、研究開発費等)、及びそれに伴う売上等経営指標の一時的な悪化が大きな要因の一つとであると考えています。
しかし以上の先行投資活動は2004年度に一段落したこともあり、2005年度及び2006年度は、売上拡大・赤字幅縮小傾向にあります。メディビックとしては、売上獲得、黒字体質化を第一の目標として、株主の皆様の信頼にお答えしていきたいと思います。また、このようなメディビックの活動状況を、株主の皆様に積極的にお知らせしていきたいと考えております。

Q4: ストックオプションはなぜ発行しているのですか。
A4: 成長過程にある当社では、役職員のモチベーションを上げるインセンティブの一つ として、ストックオプションを発行しております。行使価額 は一般的に発行日の時価に近い価額が定められています。付与時は無償で付与します が、実際に行使するときは定められた行使価額を払い込んで 購入することとなります。したがって、役職員は行使時の株価が定められた行使価額 より高くない限り、ストックオプションを行使しないことと なります。言い換えれば、一種の株価連動のインセンティブといえます。 くわえて、4月26日発行のストックオプションにおいては当社連結純利益(税引 前)の累積が1,194,671千円以上でなければ行使できないことに なっています。つまり、当社がある程度の利益を上げるまで、このストックオプショ ンは行使できないという仕組みにし、株主様との利益の均衡 をはかっております。



Q1: メディビックの事業内容を教えてください。
A1: 以下の事業を行っています。
(1) バイオマーカー創薬支援事業
バイオマーカーを利用した創薬支援をトータルサポートする事業です。研究データの解析受託、研究システムの開発及び販売、研究支援用の製品の販売、及び、これらに付随するコンサルティングサービスを提案しています。
(2) 創薬事業
医薬品、診断薬等の研究開発を行い、開発技術の販売あるいは特許販売を目指す事業です。新薬候補化合物の有効性・安全性に影響を与える因子を、自社で解析することを目指しています。



Q2: メディビックの組織について教えてください。
A2: メディビックは、持ち株会社である株式会社メディビックグループ、及び、事業子会社4社からなるグループ企業です。事業子会社4社は以下の通りです。
株式会社メディビック、株式会社サイトクオリティー (バイオマーカー創薬支援事業)
株式会社メディビックファーマ (創薬事業)
MediBIC Life Sciences, Inc.(グループ会社に対する欧米研究動向及び技術に関する情報の提供等の業務)



Q3: メディビックの経営陣について教えてください。
A3: メディビックでは、代表取締役社長橋本康弘をはじめとした医学博士等サイエンティスト、生命工学に関するIT技術者、及び、投資銀行・証券会社出身者の合議によって、経営判断を行っております。また、国内外の有識者を顧問として活用することによって、過度の資金負担を回避しつつ、必要な情報を得ています。
代表取締役社長橋本康弘は、大阪大学医学部卒業後の約10年間を、米国の大学における学術研究についやし(ハーバード大学医学部研究員、ペンシルバニア大学医学部病理学部助教授・准教授)、その後の約10年間を、国内外大手製薬会社における実業界での研究についやしております(日本シンテックス株式会社(現:中外製薬株式会社)免疫研究所所長、ロシュバイオサイエンス・バイオテクノロジー部部長、日本グラクソ株式会社(現:グラクソ・スミスクライン株式会社)筑波研究所分子生物研究部部長等)。その後、2000年2月、株式会社メディバンク(現:株式会社メディビックグループ)を設立し、代表取締役社長に就任、現在に至っています。



Q4: メディビックの歴史について教えてください。
A4: (1) 設立
2000年2月、代表取締役社長橋本康弘は、ライフサイエンスにおけるトータルソリューションの提供を通して、新薬開発及び医療の発展に貢献することを目的として、メディビック(当時の商号は株式会社メディバンク)を、資本金は1000万円で設立しました。当時は、大手製薬企業を顧客としたコンサルティングが主要事業でした。
(2) IT技術の提供
2002年1月、メディビックは遺伝子相関解析情報処理システムを自社開発して、顧客への提供を開始しました。新薬研究開発後期の、既に絞り込んだ新薬候補化合物の臨床開発は定型化しにくく、大手システムインテグレーターの参入しにくい領域でした。しかしメディビックでは、IT技術者と新薬開発経験者の協業によりこれを実現しました。
将来的に、より高度な解析に対応した研究データシステムを開発すると同時に、新薬候補化合物等に関する権利を自社で獲得して臨床開発を行い、より安全で、効果の高い新薬を提供するという、現在のビジネスモデルのベースとなるものは、この頃から計画されていました。
(3) 創薬パートナーの獲得
2003年6月、メディビックは米国Threshold Pharmaceuticals.(Nasdaq: THLD)と、癌治療・診断領域における業務協力及び共同研究を行うことに合意しました。メディビックでは、臨床試験に関する設備を自社保有する予定がなく、少数精鋭の実施者と、創薬パートナー企業との協力によって、新薬開発を行う方針です。
(4) 株式公開
2003年9月、メディビックは東京証券取引所マザーズに株式上場しました(証券コード2369)。目的は、事業資金の確保、信用力の向上、優秀な人材の確保にありました。
(5) 臨床開発準備開始
2004年12月、メディビックは米国Threshold Pharmaceuticals.(Nasdaq: THLD)と、抗癌剤Gulfosfamideの共同開発について合意して、国内臨床試験の準備を開始しました。
(6) 投資銀行業務開始
2005年6月、株式会社メディビック・アライアンスが、ライフサイエンス企業を対象とした、ハンズオンの投資銀行業務を開始しました(投資・投資育成事業)。バイオマーカー創薬支援事業(従来はコンサルティング事業とインフォマティクス事業に区分)、創薬事業、投資・投資育成事業という、メディビックの事業の三本柱が完成しました。
(7) 持ち株会社制への移行
2006年7月、持ち株会社制へ移行しました。それぞれの事業の指揮命令系統の整備と、本社機能の強化を目的としています。



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