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テーラーメイド創薬の実現に向けて −メディビックグループの新薬開発−
これまでの新薬開発
 新薬の候補となる化合物を発見してから上市に至るまで、通常10〜20年の歳月を要し、その研究開発費総額は、1新薬候補化合物あたり600億〜700億円にもなるという統計があります。従来の新薬開発はこのように年月と費用を要するのですが、さらに、発売後に有効性や安全性で問題が発生すれば、発売中止もしくは薬剤回収になるというリスクも伴っています。

 動物実験で得られたデータに加え、臨床試験においてある程度の規模の患者さんでその効果や副作用が検討されてはいますが、発売後には、使われる患者さんが飛躍的に増加することから、低い頻度の副作用であっても、多くの人数で発言することがあります。また、薬物代謝酵素や薬物のレセプターの発現型やタイプが個人個人で異なることがあり、そのために薬剤の作用や副作用の発現に違いが生ずることが判ってきました。

メディビックファーマと新薬開発
 メディビックグループでは、ファーマコゲノミクス(PGx:ゲノム薬理学)に基づくゲノム創薬、すなわち、開発後期の既存化合物を対象に、個人個人の臨床情報の違いと遺伝子情報の違いを分析することにより、それらの遺伝子情報の違いが患者さんの体質や薬に対する反応性(効果が出やすいか、副作用が起きやすいか、など)に、どのような影響を与えるかを早い段階で特定することで、患者さんにフィットした安全で効果の高い薬を、いち早く市場に提供することを目指しています。テーラーメイド創薬®とは、このようなメディビックグループのアプローチを明確にするために、「ゲノム創薬」と「テーラーメイド医療」をかけ合わせた造語です。

 このようなテーラーメイド創薬®を実現させるには、遺伝子解析技術・バイオマーカー探索技術を向上させることと同時に、メディビックグループとして独自の臨床開発体制を保有することが必要になります。

 メディビックファーマは、医薬品、診断薬等の研究開発を主な事業とするメディビックグループの子会社です。現在、臨床開発体制を整えると同時に、独自のパイプラインにて、米国で第III相臨床試験が実施されている抗がん剤の国内での開発を進行中です。

 メディビックファーマは、まずは現在実施している臨床試験を成功させること、そして中長期的にはテーラーメイド創薬®の実現を目指して、日々邁進しております。

MORE メディビックファーマの会社概要
MORE メディビックファーマの臨床開発
メディビックグループの強み
1. パートナー企業との強力なネットワーク
 Threshold Pharmaceuticals, Inc.(Nasdaq: THLD)をパートナー企業として、開発候補薬の選定と国内にて臨床開発を行う際に緊密な情報交換を行いスムースな進行を図っています。

2. エキスパートが臨床開発戦略の立案から開発実務まで担当
 国内大手製薬会社における臨床開発経験の豊富な人材が、ベンチャーの柔軟性とフットワークの良さを活かして、臨床開発戦略から実際の業務にあたっています。また、国内外のサイエンスアドバイザーを顧問として活用しています。

3. Science、Technology、そしてFinance
 ファーマコゲノミクス、バイオインフォマティクス、そして金融等異なる分野の専門家が、新薬開発を総合的にサポートしています。

メディビックグループが医薬品の製造・販売インフラを持つ予定は、現時点ではありません。シーズを最終的にはお客様企業へ導出することにより、お客様の新薬導入を容易にする機会を創出することを目的としています。

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